インドの女性は、手足をメヘンディ=ヘナアートで飾ります。結婚式では、花嫁が豪華な衣装と共に、さらに豪華なメヘンディを施します。幸福を呼び、邪悪なものから身を守ると信じられています。インドで何度か艶やかに飾られた花嫁さんに遭遇しましたが、伝統衣装と伝統文化はその国の人を最も美しく見せてくれると思いました。
日本では、ヘナはカラーリング剤として一般的ですが、伝統医療のアーユルヴェーダの薬剤としても使われ、排毒を促す浄化作用、子宮強壮や女性系のトラブルにも働きかけることでもよく知られます。
インドでは本当に身近で特別な薬草であり、薬局や雑貨店でもヘナは必ず売っています。
そして、閉塞感や行き詰まりを感じた重い心を浄化してくれます。ヘナで頭皮をパックした後には、不思議と気持ちは軽く前向きになれるのです。
使うのならケミカルのカラー剤の入っていない100%ナチュラルなヘナがよいです。
わたしが使っているのはnaiad(ナイアード)です。
自宅で簡単にできる、ヘナパックをご紹介します。
ヘアパックのレシピ
ヘナ・・大さじ2〜3
植物オイル(髪に良い椿油かホホバオイルがおすすめ)・・小さじ2
ハチミツ・・小さじ1
卵黄・・1個分
精油・・3〜6滴位
☆作り方は、材料を全部混ぜたものにお湯を少しずつ加え、ケチャップ程の固さになったら頭皮と毛髪に塗布、ホットタオルで温めながら30〜60分置いた後に、丁寧に洗い流します。
わたしは、サンダルウッド+ペパーミントの組み合わせが大好きで、いつもそればかりですが、シダーウッド、イランイラン、パチュリ、ゼラニウム、ローズウッド、ベンゾインなども良いと思います。
肌が弱い方はパッチテストをしてから、
生理中や体調不良の時、妊婦さんは安定期に入るまではおすすめしません。乾燥した暑い地域で育つヘナは、身体を冷やしますので妊婦さんは安定期に入った後も、頭皮に塗布せず毛髪のみにした方が安心かもしれません。
使うほどに、髪にツヤとコシをくれて、前向きな気持ちもくれる不思議でパワフルなヘナ。さらに詳しく知りたい方は、ヘナ専門にやっているお友達の美容師さんをご紹介しますので、クラスでお声かけくださいね。