インド滞在中お話しした地元の方が「インドにはうつ病や不妊症はない。」と言っていました。先進諸国や日本では決して珍しくないこの症状。
お世話になっているインドに住むヨーガの先生(日本人)にお尋ねしてみました。
まずは何事もそうですがインドはとても大きな国なので地域制、宗教、所属カーストや経済的なステータスにより様相が異なるそうです。
不妊症については結婚年齢が早いので妊娠率は高いようです。そして子供に恵まれない場合も早い段階で養子を取るそうです。
ヒンドゥー教において結婚と家庭の運営は「宗教的義務」になるのでその辺りの事情もあります、それを敢えて放棄して宗教的戒律の生活に入る方々が宗教家として存在するのです。
うつ病に関してもほぼないと言えるようです。
うつ症状が出ても対処法が違うので「うつ病」として固定されないということです。
青少年の自殺率の高さは問題になっているようですが。
そしてインドに住む友人にも聞いてみました。
今女性で不妊治療に通う方が増えているようです。大気汚染やライフスタイルの変化で、不妊治療がインドでも行われるようになっているのは事実のようです。
生野菜を食べたら薬品の味がしたり、大型スーパーで奥様方が鮮度がなくても巨大で形がいいだけの野菜を好んで購入する傾向があったりと、友人も日々の暮らしの中で近代化をひしひしと感じているようです。
見方を変えれば社会が変わればこの病気はなくなるとも言えますよね。
どちらも私たちの未来に直接かかわってくる問題です。
これは友人がインドから送ってくれた大好きな写真。
こんなキュートなご夫婦あこがれます。