梅雨らしいお天気が続いていますね。草木がみずみずしく、本格的な夏に向け恵みの雨になるのですが、身体も気持ちもなんとなく重くなりがちな季節にはアロマが大活躍してくれます。
一番手軽なのは香りを楽しむ芳香浴。
アロマテラピーが素晴らしいのは、どんな状況でも一瞬で心を明るく、幸福感を高めてくれること。
そしてもっと手軽なのが精油を使ってルームスプレーをつくっておくと、いつでも気軽に香りを楽しむことができます。それぞれの場所や用途に合わせたものを数種類作っておくと便利です。
■ルームスプレーのレシピ■
・精油 3~20滴くらい
・精製水 45ml
・無水エタノール 5ml
「作り方」
①無水エタノールに精油を3~20滴加え、よく混ぜ合わせる。
②精製水を加え、よく混ぜて出来上がり♪カンタン♪
※ボディ・スプレーとしても使えます。
遮光性のスプレー容器に精油の種類と作成日を記したラベルを貼ると管理しやすいです。
■梅雨に役立つ精油■
柑橘系
オレンジ・スイート、グレープフルーツ、ベルガモット、レモン、レモングラス、マンダリン
ハーブ系
クラリーセージ、バジル、ペパーミント、ローズマリー、ラベンダー
樹木系
ティートリー、ユーカリ、ジュニパー、サイプレス、シダーウッド
大体3種類ぐらい合わせるとバランスがよいでしょうか、上記の精油を好みで数種類ブレンドします。柑橘系の精油の成分は、紫外線に反応して炎症や色素沈着を起こす場合がありますので、日中の使用や濃度に注意が必要です。
私がいつも使っているのはフランスのフロリハナの精油。
そしてヒマラヤの野生の植物の精油を販売するサウザンド・スノーもちょっと個性的な種類があっておすすめです。
暑い夏に肌のほてりを鎮めるミストスプレーとして、エタノールの量を増やして除菌・おそうじスプレーとして(水回りやお風呂場にスプレーすると消臭・防カビ効果、ヨガマットのお掃除もできます。エタノールを増やした場合は肌に付かないように注意。)いろんな場面で使えてとっても便利。気分転換用に、私は常に持ち歩いています。
人間の身体は外側の環境に結構影響を受けます。特に天気が不安定な季節は自律神経も大忙し。低気圧で身体が膨張し、血行不良から頭痛、だるさやむくみを感じるときは身体を動かすのが一番ですよ。
梅雨シーズンにぴったりの精油の香りと共に、レッスンでお待ちしています。