2016年10月16日日曜日

風邪のときに使う精油とアロマテラピー

風邪はほぼ治りましたが、鼻詰まりでカパーラバティができません。

風邪のひき始めから、症状が出ている時にも、アロマテラピーが助けになります。もちろん予防としても。

植物は、自分では動くことができないので、外敵や周りの環境から自分の身を守るために、自ら芳香物質を作ります。その芳香物質を、わたし達は植物から頂いて、暮らしの中で役立てているのです、まさに天からの贈り物ですね。

以下の精油は、風邪や、抵抗力が落ちてるかなあと感じた時に使う精油です。
全てに、抗菌、抗ウイルス、抗炎症、抗感染作用があり、呼吸器系に働きかけてくれます。そして心を穏やかに鎮静させてくれます。
他の精油とブレンドもしやすく、持っていると重宝するものばかりです。

サンダルウッド・・・呼吸器系の炎症と痰、粘膜の保護と刺激の緩和。免疫系の向上。インドの伝統医療アーユルヴェーダの重要な薬でもあります。

ラベンダー・・・炎症、痛み、熱を冷ます。深いリラクセーションをもたらすラベンダー油はとにかく万能薬となります。

ユーカリ・・・オーストラリア先住民のアボリジニは、感染症や発熱の治療にユーカリを使いました。強い抗感染作用を持ち、呼吸器系の鎮痛と強壮、去痰、下熱、免疫系の強壮など風邪の時にぴったりの精油です。

レモン・・・レモンの薬効作用は、ヨーロッパ諸国で万能薬として使われてきました。うっ滞状態を除去し、浄化と解毒に最も適した精油のひとつです。

ティートリー・・・アボリジニは、風邪の諸症状の緩和にティートリーを用いました。強力な抗感染作用と免疫強壮作用は、わたしたちの自然治癒力を高めてくれます。

芳香浴として使う他、空気の殺菌と浄化にアロマスプレーもおすすめです。
レシピと作り方は「こちら」
芳香浴なら妊娠中の女性でも安心です。

マッサージオイルに使う場合は、ベースオイルに1%濃度で希釈したものを、胸、背中、首、頭へなじませる。

「心と身体はつながっている」というのを実感させてくれるのが、精油のある暮らしです。

季節が進み、日差しが変わってきましたね。暮れてゆく日の光が柔らかいです。写真はインドの夕暮れ。