臨済宗の総本山 妙心寺で一泊二日の坐禅会に参加してきました。
坐禅といえば、禅宗の修行法であって
Zen Meditation と認識していましたが
瞑想とは(関連があるものの) 別物とされるのでしょうか
よく分かりません。
日常の全てが修行の場であることから
様々な作法や規則があるので
最初の参加者には
和尚さまから懇切丁寧なご指導がありました。
常連の参加者の方も 厳しくもとても親切で
感動しました。
日常から離れて自分の心と向き合うと
いかに普段
無用な思いやこだわりに囚われている事に
気が付くことができます。
短い時間でしたが
坐禅の型の中に自分を置くことで改めて
人生に真理も絶対も結論も 何もなく
ただ今この身がここにある という
シンプルな事実を体験することができました。
印象に残ったのは、精神性は 辛さや苦しみの中で進歩するという言葉。
豊かな日本では広い意味に於いて そのような機会に恵まれにくく
旅はよい。
日常が、自分の住んでいる場所だけではないことを教えてくれる。
20年地元で暮らして、
東京に来て約20年 経った。
そろそろまた 次の場所での暮らしが
始まるのもいいな。