2016年7月26日火曜日

解き放つ、浄化する☆ジュニパー

不定愁訴を含め心身の不調を感じる時、薬やサプリを飲んだり何かを足すより、断食など、逆に何かを手放すことが症状の改善に繋がったりします。

手放す、浄化する、デトックスが得意な精油はヒノキ科のジュニパー。抽出部位は完熟した果実ですが、ウッディで爽やかな香りを持ち、
古代からクスリとして、儀式の香や魔除けとして使われてきた歴史があります。

私にとって、最初は特に印象に残らない種類でしたが、使うほどに、セルフケアに必要不可欠な精油になりました。


物理的、心理的両方の浄化力が高く、
身体を温める作用により血液循環の促進、冷えや浮腫み、リンパの滞留の改善や利尿作用、筋肉痛など「滞り」を動かすのが得意です。

粘液を調整する作用もあり、喉の痛みや風邪のひき始めに芳香浴をすると楽になります。おすすめのブレンドは、
・ジュニパー+ユーカリ+フランキンセンス

元気に1日を過ごすために、朝よく使うディフューザーブレンドは
・ジュニパー+ローズマリー+(ベルガモット、レモン、ライムなどかんきつ系)

むくみ、筋肉痛、足の疲れなど、マッサージ用によく使うブレンドはこちら
・ジュニパー+マージョラム+ラベンダー
・ジュニパー+ゼラニウム+グレープフルーツ

※ジュニパーは、妊娠中は避けた方が良いと言われている精油です。妊婦さんの使用は避けましょう。

そして古代から儀式に使われていた歴史の通り、ジュニパーは魂の浄化、否定的な影響をはね除けるのが得意です。
心配事や苦悩、自らの思いにとらわれ堂々巡りしてしまった時にその気持ちを解き放ち、意思の力を強化してくれます。

心の浄化を促す芳香浴のブレンドは、
・ジュニパー+レモン+(好みで、サンダルウッド)

最後に、空間自体を清めたい時に時々使うのが、セージ(コモン・セージ)の精油です。セージも魔除けの植物としてよく知られていて、とてもパワフルで刺激が強いので使う量と頻度に注意が必要です。

 
呼吸器系、消化器系、婦人科系のトラブル等に作用すると言われていますが、刺激が強いのでトリートメントには向きません。妊婦さんの使用も控えた方がよいでしょう。