2016年3月25日金曜日

インドで自然療法②

ニサゴプチャール・アーシュラムは一年通して常に満室状態の大人気で、数ヶ月前に予約しても後になって断られてしまう事もあります。(この辺りがインドです。)
滞在者の98%はインド人で、肥満や慢性疾患などを抱えみんな健康を取り戻すために本当によく頑張っていました。スリムで健康的な私たち日本人がいるのを不思議がって多くのインド人に滞在の理由を尋ねられました。

そんな訳で食堂や施術所は大混雑の大行列。
 


お茶をもらうだけなのに大行列!
 

列の間にほんの少しでも隙間があれば詰めるように言われるかまさかの横入り(笑)
インド人って早口でせっかちなイメージがあるんですが、どんなに大行列が出来ても施設側は受付や人員を増やすこともないし(大抵1〜2人だけ)誰も文句を言わないんですよね。

そして全体を一言で言うなら「適当」
何から何まで本当に適当なんですが、それでいてちゃんと結果が出てしまう。

適当とは言葉を変えれば自然体とも言えるのかも、そんな緩んだ状態だからこそ自然な変化変容へ繋がっていくのかな。

日本のおもてなし精神は世界一だと思いますが、ある意味過剰なまでのサービスはお互いを疲れさせてしまうことも。そして何でも真面目に受け止めシリアスになりがちな日本人の国民性と社会全体の雰囲気は時に重く息苦しい。



コントロールしない
目指さない
こだわらないって
今起きてることをそのまま受け入れるって事でもありますね。