2016年9月15日木曜日

憂鬱を一掃する★メリッサ(レモンバーム)

精油は、種類により値段が全く違います。収油率(植物から抽出できる精油の量)や産地や植物の希少性、メーカーによっても異なります。

高価な精油を買うのは、とっても勇気が必要です。

高価な精油に、似た香りを持つ安価な精油を混ぜて、偽装したものが販売されることもありますので(偽和=ぎわ、と言います。)、不自然に安かったり、生産ルートが不明確な場合は惑わされず、信頼できる会社のもの以外は買わないようにした方が安心です。

高い精油でよく知られるのは、ローズ(otto,abs)、ジャスミン、メリッサ、サンダルウッド、ネロリ、カモミールなど。

例えばローズotto(バラの花を水蒸気蒸留法で抽出された非常に高価な精油)は一滴=0,05mlの精油を抽出するのに50個ものバラの花を必要とします。私の使っているメーカーのもので、2ml=約14,000円もします。

そして、甘美な香りのサンダルウッドは、精油を採取するのに芯材部分のみが使われ、成長にも時間がかかります(60年〜)。主要な産地であるインドでは、古来より、サンダルウッドを寺院の建材や神々の彫像に使われてきた、人々と神を繋ぐ歴史があります。現在では、精油以外の国外への持ち出しは禁止されています。

これらの宝石のように高価な精油は、やはり異次元に誘う芳しい香りのパワーが半端ないです。そして、一度手にすると、手離せない魔力があります(笑)

最近のお気に入りは、メリッサ(レモンバーム)。1ℓの精油を抽出するのに、5トンものレモンバームを必要とします。


身体への作用としては、循環器系、神経系の不調の緩和。気滞を解消し、気を動かすことで、鎮痛・鎮痙・消化促進、肝・胃・腸の機能を高めます。
生理痛やPMSへの緩和作用など。

心への作用としては、感情と繋がる「心」への作用から、あらゆる心配や憂鬱を一掃してくれると言われています。鬱的傾向にある人が、その原因を直視できない場合や、感情を抑圧しがちなタイプの人の、感情の源に働きかけ、再び自分への安心感や信頼感を取り戻すのを助けてくれる精油です。



低気圧が続く最近のお天気のせいか、ここ数日は1日中眠くてヤル気が出ない。お仕事では、いつもなるべく明るく元気でいたいし、それが自分のモチベーションにも繋がっているのですが、気難しい自分自身と上手くやっていくのも大変な時もあります

もうすぐ、ちょっと遅い夏休みです♪冬を楽しむダウンコートを新調し、友達と韓国旅行を計画し、スキルアップのためのトレーニングを受けることにしました。「なりたい自分」に近づくために、日々の生活を愛おしみ、大切にしたいと思います。