2017年3月15日水曜日

ぜんぶを受け入れること

2017年がはじまり早2か月半。わたしにとって、昨年に続いて今年も変化の1年になりそうです。

先日ある生徒さんとお話ししていて、今と近い未来に向け自分のキーワードが降りてきました。「受け入れること」目の前に起こること、相手のことや自分自身の感情などなど、反発せず、戦わず、まるごと受け入れること。

わたし達は常に変化の中にありながら、とてもしばしば目の前の現実や人生の変化の流れに抵抗してしまいます。

受け入れることは、とても勇気がいることです。特に、自分にとって受け入れ難い現実や困難な経験であればなおさら。
そして、受け入れることは、ただ流れに任せ受け身でいるという意味ではなく、受け入れた上で、そこから次に何を選択していくかというところで、抵抗している時とは違った未来になっていくと思います。

インドでは、目や耳などと同様に、「心」も外側からの情報や刺激を受け取る感覚器官のひとつだと考えます。自然に心に浮かぶ良くない感情や怒りなどは、外部からの刺激に対する心の自動的な反応であると客観的に受け入れ、自分を批判したり罰したりすることのないように。自分の感情に対しても、過剰に反応せず、受け入れること。

最近のわたしのヨガや瞑想の練習は、心の働きに振り回されないための、心と(身体の)客観視、そして過去もふくめ自分の「感情を許すこと」に尽きます。

☆おまけ



お味噌汁は、「飲む点滴」と言われるほど、日本の気候風土と日本人の体質に合った食べ物だと思います。
わたしの出身地愛知県は味噌文化。生まれ育った三河地方で一般的なのが「八丁味噌」です。長期間の熟成を経た濃い茶褐色のお味噌は、豊かな香りと甘みがあって、このお味噌だけは絶対に欠かせません。
普段のお味噌に2〜3割位加えると、お味噌汁がご馳走になります。
旬のアサリで、八丁味噌のお味噌汁を作りました。お味噌の甘みとアサリの出汁が組み合わさってとても美味しかった。
ちょっと個性的なお味噌ですが、とてもおすすめです。